現代医学の特徴はデジタル化という事になると思います。
血液検査にて臓器の機能が数値化され、CT、MRI、エコーにてあらゆる臓器が
画像化されコンピューターに記憶されることになります。
その数値や画像が正常であればいくら症状があっても異常なしという事になります。
しつこく不調を訴えてもメンタルクリニックを紹介されるのが落ちでしょう。
漢方はその対極に位置します。
気血水と言う極めてアナログな手法により診断し処方します。
どちらが良いと言う訳でもなく診てる世界が違うのです。
検査では異常なしでも漢方的に診たら異常だらけと言うことは
珍しくありません。
飽くまでも症状の改善が漢方の目的なのです。
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