現代医学はエビデンスを重視します。血液検査の数値、CT、MRIなどの画像診断です。
それに異常がなければ病気ではなく、いくら症状があっても取り合ってくれません。
漢方は真逆であり100%患者さんの訴えをもとに処方します。
現代医学的なエビデンスはさほど重要ではありません。
どの様に処方するかというと、虚実、陰陽寒熱、気血水など伝統的な漢方の考えに
もとずき行います。
現代医学は当たれば効果絶大ですが、外れれば悲劇的な結果を招きます。
漢方は当たれば素晴らしい効果が得られ、外れてもほとんどマイナスの結果はありません。
漢方が身体に優しいという理由のひとつです。
どちらが優れているという事ではなく、お互いの欠点を補いながら治療を行う
相補性が重要と考えています。
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