気圧の変化が原因となって様々な症状が起こる事を気象病と言います。
これは昔から良く知られた事なのですが
何故か西洋医学では重要視されません。
どんな症状かと言うと雨降りの半日前よりリウマチの人は
関節が痛み、頭痛持ちの人は頭痛がし、全身症状として
倦怠感が出てくると言った感じです。
原因は低気圧が自律神経の副交感神経に影響を与えるからです。
漢方的には水毒と言う事になります。
むくみ性の人が多く従って利水剤で体内の水分を出してやれば
症状は軽快します。
第一選択としては五苓散が有効です。
その他症状に合わせて半夏白朮天麻湯、当帰芍薬散も有効な事もあります。
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