昨年の1月にCOVID-19(コロナ)が報告されて以来瞬く間に国内を席巻し
未だ収束のメドが立ちません。
同時にコロナ後遺症が問題となっています。
上位五つの症状として①だるさ②呼吸苦③関節痛④胸痛⑤咳
が認められるようです。
これらの症状はコロナの特異的なものではなく普通の風邪に罹患しても
しばしば経験します。
風邪は万病の元ということわざがありますが確かに当たっているのです。
酷い風邪の後に易疲労感が持続したり膠原病のきっかけにもなることがあります。
いずれにしてもコロナ後遺症は特異的なもではなく不定愁訴の範囲内と言えます。
以前にも「不定愁訴と漢方」というブログを書きました。
その時も書きましたが不定愁訴は漢方の最も得意とする領域なのです。
①には補中益気湯②④⑤には滋陰降火湯が良いでしょう。
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