漢方を勉強し始めた時ある教科書に
患者さんをブラックボックスに見たてて処方するとありました。
これはどういうことかというと病名は関係なく症状と所見のみで
五感を頼りに処方するということです。
そうなるとどのような病気にも漢方薬を処方できるという事になります。
これは漢方薬の非常にすぐれた特性といえます。
ただ処方はできてもそれが効果があるかどうかは全く別の話になります。
当然ながら原疾患の難治度に大きく左右されることになります。
別の言い方をすれば病名により治療効果をある程度予測できることになります。
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