今回はアレルギーと漢方についてお話します。
アレルギーの代表的な病気としては花粉症があります。
春先にはスギ花粉が多発し最近は秋口にも多いように思います。
ハウスダストに敏感だと通年性になりやっかいなことになります。
ストレスとアレルギー
過剰なストレスがあるとアレルギーが起こりやすくなります。
それは何故でしょうか。
ストレスがかかると人は無意識のうちにそれを排除しようとする
自己防衛の働きが起こります。それは多くの場合身体症状として
現れます。アレルギー反応はもともと異物を排除する仕組みですので
シンクロしてしまうのです。
ストレスがかかって喘息が出たとか、蕁麻疹が出たとかは
そう言う理由があるからです。
花粉症は増加傾向にありますがスギ自体は増えていない訳ですから
その一つの原因としてストレス社会があるように思います。
アレルギーの漢方薬による治療
花粉症のときの小青竜湯は有名です。
花粉症は漢方的には表症で寒症ですから小青竜湯は
最適と言えます。同じような方剤で麻黄附子細辛湯がありますが
非常に良く効くことがあります。
治りが悪い時ストレスの関与を疑い自律神経の方剤を処方します。
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